あだちかんなの備忘録

だいたい酔っ払って書いてます

外付けの洗濯機に入れる洗濯物が二人分 忘れ物を取りに戻ったとき驚いたふりをしたけど、コートのポケットの中に気づいていた 初めて見る光景に、まるで私たちが主人公の映画みたいだと思って、ピーと音が鳴るまでの45分間、何も言葉にできなかった 

もうずっと前から好きじゃなかったって言われた、もっと自分を曝け出さないとまたおんなじことの繰り返しだよと言われた、当たり前のように遠くから手を振られた、お前はいい子なのに本当に男を見る目がないと言われた、全部彼が悪いっていうのは言いすぎだよと言われた、それ俺んちの鍵だからなくすなよって言われた、帰るって言ったらなんで?って言われた、会いたいから起きてって言われた、家に置き忘れたピアスをみんなの前で返された、怒涛の三月、あんたはいったい誰で、私はいったいなんなんだ 

本当に、春なんてだいきらい