あだちかんなの備忘録

だいたい酔っ払って書いてます

生活を諦める前に、きちんと連絡して、気持ちを言葉にして、本当のことを伝えて、それで全部終わりにしたい

このまま好きになってしまうのがすごくいやです、というとんでもない告白は聞かなかったふりをしたら、次の日の朝にはもう何にもないことになっていた。やわらかい拒絶、たしかに線を引いたのは私なのに、全部嘘でしたもうさようならですと逃げられてしまうとずっと忘れられないでいる、みたいなことがよくある、気持ちの悪い人間でいやになります。私はただ、昨日の夜の中にずっといたかったんだよ。弱そうな人は大体一人でも生きていけるし、自分のこと大事にしてあげてなんて死んだも言いたくないし死んでも言われたくない。人から大事にされたいし、私も大事にしたいから。

乗り換えの駅で待ち合わせして満員電車で帰ったり、寄り添って手繋ぎながらテレビ見たり、そういう金曜日なんて絶対に当たり前にしたくない。そう思いませんか?

 

マフラーが壊れたステップワゴンの音が好きだった 家族ぐるみで毎年旅行に行っていた家族がDVが原因で崩壊した 実家に帰っても両親の会話がなくなっていた 父親がテレビをつけっぱなしでリビングで眠るようになった 妹が母親のご飯を食べなくなって、母親が夕ご飯を作ることもなくなった 結局私も全部放り出して逃げ出した

母型の祖父のことが大好きだった。美味しい野菜を作って、笑顔が綺麗で、おばあちゃんのことを愛していて、ハーモニカとトランペットがすごく上手い人だった。そんな祖父が死んだ時、母は泣いて、父は何も言わず母を抱きしめていた。それをみて私は声をあげて泣いてしまったのを今でも覚えている。おじいちゃんが死んだことの悲しさよりも両親が思い合ってるみたいな光景に涙が出たことが情けなくて、悲しかった。

私の父は女にもお金にもだらしないけど憎めないところばかりだから今まで生きてこれたんだと思う。お酒も煙草も教えてくれたのは彼だし、母がヒステリックになってる時はこっそり今日は帰ってこなくてもいいよと連絡してくれた 今の大学に入学が決まった時も、笑顔で応援してくれたのは父だけだった 無関心と優しさは紙一重で、そこを考え出すときついだけなので、そんなのは感じるままにありがたさを噛み締めていればいいんだ 家族だから一生縁は切れないけど、家族だけど一生他人だと思ってる。

結局何が言いたいのかよくわからなくなったから自伝にするときはちゃんとまとめる。こんなの全部下書きの駄文。